日本に住む

快適な留学生活をおくるには、準備や備えが大切です。

留学の手続きから生活情報、緊急時の備えまで、役立つ情報をご紹介します。

入国

来日時の荷物について

サム教育学院の提携寮には、備え付けの家具があります。また、周辺には衣料品や食品、雑貨などの生活必要品が安価に購入できる店もありますので、日本に来る時は必要最低限の衣服や生活用品だけで大丈夫です。

入国カードについて

日本に入国する際は、下記の入国カードが必要になります。必要事項を英語か日本語で記入してください。

入国カード

※日本の住所が決まっていない場合
サム教育学院の住所と電話番号を記入してください。
住所:東京都新宿区百人町2-1-6(2-1-6 Hyakunin-cho,Shinjuku-ku,Tokyo)
電話:03-3205-2020

在留カードについて

留学コースの方には、成田空港、羽田空港の入国管理局で在留カードが交付されます。在留カードは日本に滞在するうえで重要な身分証明証ですので、大切に扱ってください。また、空港で「資格外活動許可」の申請をすることができます。これはアルバイトをするために必要な許可ですので、予定がある方は申請しておいてください。「資格外活動許可」の申請は、後日行うこともできます。学校がサポートしますので安心してください。

在留カード

  • 表 面
  • 裏 面

出典:入国管理局ホームページ「在留カードとは」
http://www.immi-moj.go.jp/tetuduki/zairyukanri/whatzairyu.html

生活情報

印鑑(はんこ)について

日本では、正式な書類や契約時に印鑑が必要になることがあります。
印鑑は専門店で、500円程度で作成できます。
名前はアルファベットかカタカナで作ってもらいます。
印鑑は、日本ではサインの代わりとして使われているものです。大切に保管してください。

住民登録と国民健康保険について

留学コースの方は日本に入国してから14日以内に、住んでいる市区町村の役所で住民登録をします。その際に国民健康保険にも加入します。留学生の場合、保険料は1か月1,500円程度かかりますが、加入すると医療費の70%を保険でまかなうことができます。日本で病気になったりけがをした場合に、安心して病院で診てもらえるので必ず加入しましょう。交付される国民健康保険証は、大切に保管してください。

[必要な物]
①パスポート ②在留カード ③入学許可証

銀行口座の開設について

在留期間が6か月未満の場合、郵便局で「ゆうちょ銀行」の口座が開設できますが、開設後6か月間は入金と出金しかできません。他の銀行口座は、原則、在留期間が6か月以上経過しないと開設できませんが、個別事情によりますのでご相談ください。

[必要な物]
①在留カード ②パスポート ③学生証 ④印鑑

 

住居について

日本でマンションやアパートの賃貸契約をする際に、家賃とは別に保証金や礼金、契約手数料が必要になることがあります。これらは、それぞれ家賃の1か月分程度です。東京のワンルームの平均家賃は1か月7~80,000円くらいですが、ゲストハウスやシェアハウスを利用すれば、1か月40,000円程度で済む場合もあります。また、一般的に電気・ガス・水道などの公共料金は、家賃とは別に支払わなければなりません。学校の提携寮を紹介することもできますので、詳しくはお問合せください。

電気・ガス・水道について

日本での住まいが決まったら、電気・ガス・水道の使用を、電力会社・ガス会社・水道局に連絡しましょう。電気・ガス・水道の料金は使い方にもよりますが、1か月それぞれ3~5,000円くらいです。料金は郵便局や銀行、コンビニで支払うことができます。ガスの使用を開始する際は、ガス会社の人の立会いが必要になります。

東京都の場合

ゴミの出し方について

ゴミは分別し、決められた曜日・決められた場所に捨てなければなりません。地域や住んでいるマンション・アパートの規則を守りましょう。

ゴミの分別方法

燃えるゴミ 資源ゴミ
ビン カン ペットボトル プラスチック 古紙

出典:経済産業省ウェブサイトhttp://www.meti.go.jp/policy/recycle/main/data/illust/

携帯電話の契約について

日本の携帯会社の通常契約は2年間で、途中解約すると契約解除料がかかります。この他にもプリペイド形式の携帯電話や格安スマホ、格安simなどさまざまなプラン・料金設定があり、販売店や家電量販店で契約できます。販売店は学校の近くにもたくさんあります。契約に際しては学校がサポートします。

[必要な物]
①在留カード ②学生証 ③パスポート ④クレジットカード、もしくは日本の銀行のキャッシュカード ⑤印鑑

日本の大手通信会社

家電製品について

東京などの東日本は、電圧100V/周波数50hz/プラグAタイプとなっています。母国の家電製品を日本で使う場合は、変圧器やプラグアダプターが必要になります。使用方法を間違えると発火や故障の原因になる恐れがありますので、家電の取り扱い説明書をよく読むなど使用の際は十分に注意してください。

留学生保険について

サム教育学院では、留学コースの全ての方に留学生保険への加入を義務付けています。保険料は学費に含まれ、手続きは学校が代行します。国民健康保険の適用対象外となる病気やけが、高額の医療費の負担を軽減できます。
例)医療費が30,000円を自己負担した場合、3,000円を免責とした27,000円が戻ってきます。

交通手段について

東京には電車や地下鉄、バスなど交通手段が豊富にあります。なかでも電車は運行本数が多く、到着出発時間も正確です。Suica、PASMOなどのプリペイドカードはどの路線でも使用でき、チャージをしておくと改札機にカードをタッチするだけで電車やバスが利用できます。

交通機関の定期券について

電車、地下鉄、バスなど都営線は、学生割引で定期券が購入できます。

学校の周辺施設

医療機関について

学校の周辺には、徒歩10分圏内に総合病院や個人病院など多数の医療機関があります。日本語以外の言語に対応している病院もあり、保険に加入しているので安心して受診できます。

学校周辺の総合病院
JCHO東京山手メディカルセンター  国立国際医療研究センター  東京都保健医療公社大久保病院

学校周辺の公共施設について

アルバイト

アルバイトを始める前に

  • ●留学生がアルバイトをする場合、必ず入国管理局の「資格外活動許可証」が必要です。短期ビザの方は、アルバイトはできません。
  • ●「資格外活動許可証」は在留期間がなくなると無効になります。ビザの更新時に、もう一度「資格外活動許可証」をもらわなければなりません。
  • ●就労時間は1週間に28時間以内(長期休暇中には1日8時間以内)に制限されています。
  • ●風俗関連営業のアルバイトはしてはいけません。バーやパチンコ屋でのアルバイトは、仕事の内容が掃除やビラ配りであっても禁止です。
  • ●「資格外活動許可証」が無いのにアルバイトをしたり、認められている就労時間をオーバーすると、懲役・罰金・退去強制などの罰則があります。アルバイトはルールを守って、適切に行ってください。

アルバイトの探し方

アルバイトは、先輩からの紹介やインターネットなどで探すことができます。また、サムのグループ会社「ブリッジアカデミー」ではアルバイトの紹介・相談も行い、履歴書の書き方から面接の練習までしっかりサポートします。日本語があまり話せなくてもアルバイトはできますが、日本語能力が高いほど、業種や仕事内容など選択の幅が広がります。

アルバイトについて

「留学ビザ」は日本で勉強するためのビザです。留学生にとって一番大切なことは毎日休まずに学校へ来て、きちんと勉強することです。アルバイトは勉強に支障がない範囲で行いましょう。また、日本へ来てすぐにアルバイトが見つかるとは限りません。アルバイトの給料は多くても1か月10万円程度です。日本での生活費や進学のための学費など、余裕を持って準備して、きちんと計画を立ててから留学するようにしましょう。

事故・災害

地震への備え

  • ●非常用持ち出し袋(水・食料・薬・服)を用意しておいてください。
  • ●地震が起きた場合の、地域の避難場所を確認しておいてください。
  • ●大きい家具は倒れないように、しっかりと固定しておいてください。
  • ●スマートフォンに、災害用アプリをダウンロードしておいてください。

地震が起きたら

  • ●机やテーブルの下に入って、体を守ってください。
  • ●倒れやすい物や割れたガラスなどに気をつけてください。
  • ●揺れがおさまったら、ガスやストーブの火を消してドアや窓を開けてください。
  • ●地域の避難場所に避難してください。

緊急時には

  • ●事件・事故の場合は、警察(110)に電話してください。
  • ●火事・急病やけがの場合は、消防車・救急車(119)に電話してください。

名前と場所、何が起きたかを落ち着いて伝えてください。
日本語が難しければ、近くの日本人に助けてもらってください。

警 察
110
消防・救急車
119

お役立ち窓口

入国手続きや在留手続きなどに関するお問合せ

法務省入国管理局「外国人在留総合インフォメーションセンター」
電話 0570-013904(一般電話)/03-5796-7112(IP電話・PHS)
受付時間 8:30~17:15
Email:info-tokyo@i.moj.go.jp

日常生活の悩みや分からないことの相談

新宿区役所「外国人相談窓口」
住所 東京都新宿区歌舞伎町1-4-1 新宿区役所本庁舎1階

電話 03-5272-5060(英語)/03-5272-5070(中国語)/03-5272-5080(韓国語)
受付時間 平日9:30~12:00、13:00~17:00

日本語教室や国際交流、生活情報や自治体情報など

しんじゅく多文化共生プラザ「外国人相談コーナー」
住所 東京都新宿区歌舞伎町2-44-1ハイジア11階 しんじゅく多文化共生プラザ
電話 03-5291-5171
受付時間 平日10:00~12:00、13:00~17:00

医療機関を探す

東京都医療機関案内サービス「ひまわり」
電話 03-5272-0303
http://www.himawari.metro.tokyo.jp/qq13/qqport/tomintop/

NPO法人AMDA国際医療情報センター
電話 03-5285-8088