The SAMU Times

2023.02.10

【2022年度・韓国龍仁大学校短期プログラム】

2023年1月

こんな言葉を知っていますか?
「一月往ぬる、二月逃げる、三月去る」

お正月から年度末の3月まではイベントが盛りだくさんで、あっという間に時間が過ぎてしまうという意味です。
その言葉のとおり、ついこの間年が明けたばかりなのに、気がつけば今年もはや一月半が過ぎようとしています。

さて、そんな忙しいさなかではありますが、サム教育学院では韓国の龍仁大学校から短期日本語研修生を受け入れました。
以前は毎年のように短期日本語研修プログラムが行われていたのですが、コロナ禍により事業がストップしていました。今回は実に久々の受け入れとなります。

研修生はサムで1ヶ月間日本語を学びながら、さまざまな文化体験や異文化交流にチャレンジしました。プログラムには毎日の日本語学習に加えて、有名アミューズメントスポット訪問、着物姿での散策、寺社仏閣詣でなど、定番の日本文化体験が組み込まれています。研修生のみなさんはそれぞれのイベントを大いに楽しんだようです。
それだけでなく、放課後や休日には積極的に外出し、下北沢や渋谷でショッピングを楽しんだかと思えば、地下ドルのライブやコンセプトカフェを見学したり、居酒屋で隣り合った人と友達になったりと、滞在期間の短さを惜しむかのように、実にさまざまなことに果敢に挑戦しました。

サムで学ぶ留学生との交流もそこかしこで行われました。最初はうまく言葉が出てこなかった研修生も、毎日の授業を通して徐々に自信をつけ、いつしか日本語が口をついて出るようになりました。

さまざまなバックグラウンドを持つ学習者たちが、共通言語である日本語でコミュニケーションを図る姿は、まさにサムの教育理念のひとつである「出会い」を体現するものでした。
このような「出会い」は研修生のみならず、留学生にとっても貴重な財産となることでしょう。

冒頭でも述べた通り、研修生と過ごしたひとつきはあっという間に過ぎ去ってしまいましたが、多くのものを母国に持ち帰ってくれたものと確信しています。

サム教育学院 教職員一同