【グランプリ・黄 何思渝】
【人物部門賞・KC MOHAN】
【風景部門賞・肖 楽涵】
【bond賞・ZOLOTAROV NIKITA】
【校長賞・BATTULGA TSOVOO】
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2023年1月
こんな言葉を知っていますか?
「一月往ぬる、二月逃げる、三月去る」
お正月から年度末の3月まではイベントが盛りだくさんで、あっという間に時間が過ぎてしまうという意味です。
その言葉のとおり、ついこの間年が明けたばかりなのに、気がつけば今年もはや一月半が過ぎようとしています。
さて、そんな忙しいさなかではありますが、サム教育学院では韓国の龍仁大学校から短期日本語研修生を受け入れました。
以前は毎年のように短期日本語研修プログラムが行われていたのですが、コロナ禍により事業がストップしていました。今回は実に久々の受け入れとなります。
研修生はサムで1ヶ月間日本語を学びながら、さまざまな文化体験や異文化交流にチャレンジしました。プログラムには毎日の日本語学習に加えて、有名アミューズメントスポット訪問、着物姿での散策、寺社仏閣詣でなど、定番の日本文化体験が組み込まれています。研修生のみなさんはそれぞれのイベントを大いに楽しんだようです。
それだけでなく、放課後や休日には積極的に外出し、下北沢や渋谷でショッピングを楽しんだかと思えば、地下ドルのライブやコンセプトカフェを見学したり、居酒屋で隣り合った人と友達になったりと、滞在期間の短さを惜しむかのように、実にさまざまなことに果敢に挑戦しました。
サムで学ぶ留学生との交流もそこかしこで行われました。最初はうまく言葉が出てこなかった研修生も、毎日の授業を通して徐々に自信をつけ、いつしか日本語が口をついて出るようになりました。
さまざまなバックグラウンドを持つ学習者たちが、共通言語である日本語でコミュニケーションを図る姿は、まさにサムの教育理念のひとつである「出会い」を体現するものでした。
このような「出会い」は研修生のみならず、留学生にとっても貴重な財産となることでしょう。
冒頭でも述べた通り、研修生と過ごしたひとつきはあっという間に過ぎ去ってしまいましたが、多くのものを母国に持ち帰ってくれたものと確信しています。
サム教育学院 教職員一同
2022年9月2日
日中はまだまだ蒸し暑いですが、朝晩はずいぶんとしのぎやすくなりました。
そよぐ風の涼しさにふと秋の気配を感じます。
9月になったばかりのこの日、サムでは縁日が行われました。
縁日とは神仏と縁を結ぶ日という意味で、この日に寺社仏閣へ参拝すればいつも以上にご利益があるとされています。参道には参拝客向けの屋台(露店)がずらりと立ち並び、どこからともなく笛や太鼓の音が聞こえてきます。まるでお祭りのようにうきうきとした気分になれる、そんなイベントが縁日です。
今回サムでは各教室を屋台に見立て、射的やわたあめ、製作体験など数多くの模擬屋台を出店しました。各種ミニゲーム、駄菓子屋にくじびきなど、目にも楽しい屋台ブースが並びます。学生たちは三々五々屋台をまわっては、慣れない手つきでゲームに挑戦したり、景品を当てて喜んだりと、大いに楽しんだようです。
実は2月にも縁日を開催したのですが、感染状況が厳しい時期で参加者が少なく、いくぶん寂しい雰囲気でした。今回はほぼ全ての学生が参加し、大いに賑わいました。
イベント終了間際に一人の学生がやってきて、今日は本当に楽しかった、準備をしてくれた教職員の方々にありがとうと伝えて欲しいと言ってくれました。
とても心温まる一幕でした。
サム教育学院 教職員一同
2022年7月1日
週の初めに梅雨明け宣言が出たと思ったら、そこからずっと猛暑日が続いています。
夏ですね。
空に湧き上がる入道雲を見ると夏の訪れを実感します。
さて、このほどサムでは新入生の入学式が行われました。
ここ数年、コロナの影響で入学式はずっと見合わせが続いていました。
今年度も新学期は始まったものの、学生の来日のタイミングはばらばら。
誰もが待ち望んだ入学式、学内大ホールに新入生がずらりと居並ぶ光景は、コロナによる長い冬の終わりを予感させるものでした。
サム入学式のユニークな点は、新入生による自己紹介があることです。
進学や就職への決意を述べる人、日本文化への憧れを語る人、歌をひとふし聞かせてくれる人。ひとりひとりが自身の日本語レベルに応じて、短くも熱のこもったパフォーマンスを披露してくれました。ここでは式典らしからぬ盛り上がりを見せ、会場は大いに湧いていました。
みなさんが目標に向かってスタートを切れたことを嬉しく思います。
それぞれの夢をかなえるために頑張りましょう。
ご入学おめでとうございます。
サム教育学院 教職員一同
2022年6月27日
梅雨。つゆ。
たった二文字の短い言葉ですが、梅の実が熟す頃に降る長雨という意味があります。この雨の季節に収穫されるのが青々とした梅の実です。
梅の実は赤く酸味のある「梅干し」という漬物にするのが一般的ですが、お酒として漬け込むことも古くから行われてきました。これが「梅酒」です。
梅雨明けも近い学期休みのある日、サムでは恒例の梅酒作りが行われました。
最初はみんな真剣な顔で作り方の説明に聞き入っていましたが、昨年漬け込んだ梅酒の試飲コーナーでは、苦い顔をしたり、キラキラした笑顔になったりと、初めての味わいにいろいろな表情を見せてくれました。
同じグループの者同士で教え合い、普段あまり関わりのない学生間の交流が見られました。また、昨年は未成年だった学生がやっと参加できたと喜ぶ顔も印象的でした。
全員とても楽しんだ様子で、自分達が漬け込んだ梅酒がこの先どうなるのかと、わくわくした面持ちで帰っていきました。
サム教育学院 教職員一同
2022年6月10日
関東地方は早々に梅雨入りし、すっきりしない天気が続きますが、この日ばかりは学内が異様な熱気に包まれていました。
運動会です。
ウィズコロナにおける屋内スポーツイベントということで、運営担当は知恵を絞りました。感染対策をしつつ、けがのリスクを抑え、誰もが楽しく参加できる種目の数々。
学生のみなさんは、それぞれに高いパフォーマンスを見せたり、笑いを取ったりと、授業では見られない魅力的な一面を見せてくれました。
競技への挑戦を通して大いに盛り上がり、クラスメイトたちとの距離も縮まったようです。
勝ったクラスも、そうでなかったクラスも、みなさんお疲れ様でした。
毎日の勉強で少し疲れが溜まってくる頃かと思いますが、身体を動かすことでリフレッシュできたでしょうか。
梅雨の中休み、マスク越しの笑顔が光った1日でした。
サム教育学院 教職員一同
2022年5月23日
今年度防災訓練が戸山公園において行われました。
消火訓練・煙ハウス・地震体験車など、本番さながらの臨場感あふれる体験ができました。
初夏の陽気の中、額に汗を浮かべながら消火器の取り扱いを学ぶ学生たちの姿が印象的でした。
災害大国・日本。
いざというときにはこの日の訓練が役に立つでしょう。
今回は消防庁・新宿区立防災センター・戸山公園サービスセンターの各機関にご協力頂きました。
この場を借りて御礼申し上げます。
サム教育学院 教職員一同
2022年5月19日
長きに渡った行動制限や入国規制が緩和され、この2年間ずっと待っていた学生たちが続々とサムに入学してきています。
私たちは皆さんを心から歓迎いたします。
いざ新学期が始まると毎日は慌ただしく過ぎて行き、春の暖かな日差しもいつの間にか初夏のそれへと変わりつつあります。
ゴールデンウィークが明けてほどなく、今年度最初のイベント「日本を知る日」が行われました。
今回は校内での創作活動と校外での散策という形で日本文化に触れる機会を持ちました。
来日して間もない学生の皆さんも大いに楽しんだようです。
感染症の影響はまだまだ続きそうですが、本校ではウィズコロナにおけるイベント運営のあり方を模索し、実行していきたいと考えています。
次回のイベントも楽しみにしていてください。
サム教育学院 教職員一同
2021年3月22日
2020年度 サム教育学院の卒業式が挙行されました。
今年は、新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受け、大変な思いをした学生も多かったことと思います。
しかし、こうして無事に卒業の日を迎えることができました。
昨年同様、学校での開催となりましたが、2回目ということもあり滞りなく行うことができたのではないでしょうか。
むしろ、皆さんが慣れ親しんだ学校で卒業式をできたことが、良き思い出となれば幸甚です。
卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
いつでも、サム教育学院へ遊びに来てください。
サム教育学院 教職員一同
関係者各位
この度の新型コロナウイルス感染症により生活に影響を受けている国の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
毎年9月下旬に行っておりましたサム教育学院の同窓会(どうそうかい)ですが、本年は新型コロナウィルス感染症拡大の影響を受けまして、中止(ちゅうし)となりました。
卒業生のみなさんとお会いできるのを楽しみにしておりましたが、今年は開催することができず、残念に思っております。
教職員一同、来年はみなさんとお会いできるよう祈念しております。
サム教育学院 事務局